村上製本×津田製紐〈富士産ひも〉でノートをつくろう
浜松を拠点に活動する製本家、村上亜沙美さん(村上製本)と一緒に手製本でノートをつくりましょう。綴じ糸として使用するのは、富士を拠点に組紐製造等に従事する町工場「津田製紐株式会社」の組紐。手仕事のこだわりを持ってつくられた「富士産ひも」と、同じく手製本の魅力を伝える活動をおこなう村上製本のコラボレーションで、芸術の秋にふさわしい体験をお届けします。ふるってご参加ください。
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🦀📕ワークショップ 開催概要🧵🪢
日時:11月27日(日) 12:45開場 / 13:00 開始 / 16:00 終了
会場:ペンネ・ジューク マルウチ(富士市吉原3-4-5) @penne19
定員:15名 参加費:4500円(材料費込)
対象年齢:3歳〜おとな
講師:村上亜沙美(村上製本)
素材レクチャー:津田大樹(津田製紐株式会社)
制作するノートの種類:「みつめ綴じ」「和綴じ」の2種
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▶︎お申込はワークショップ申込フォームから
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主催:吉原中央クリエイティブセンター
吉原中央カルチャーセンターは静岡県富士市・吉原商店街を拠点に文化芸術を軸とした 〈場所を持たない〉交流発信プラットフォームです。人、街、風土といった「地域資源」と表現者の関わり合いから、新たな表現や視点を創出しお互いの魅力を引き出します。
今でこそ富士市といえば「紙の街」として有名ですが、昭和の高度経済成長期には製紙業と同じくらい、組紐の製造にたずさわる製紐(せいちゅう)産業が盛んでした。
時代の移り変わりを経て、現在工場は全盛期当時の三分の一に満たない数まで減少しましたが、その中でも津田製紐は近年、その高品質なものづくりにふさわしいデザイン性の高い工場直販ブランド「T.S.BRAND」を立ち上げるなど目覚ましい活動を展開しています。
本ワークショップはその「品質へのこだわり」を知っていただくことをきっかけに、地元在住の皆さんも知らなかった地場産業・職人技術の魅力を再発見いただく機会となるはずです。
村上製本さんもまた、手仕事を取り入れながら本づくりをしています。ワークショップでは誰でも簡単につくれる「みつめ綴じ」と、日本に古くから伝わる製本方法「和綴じ」という二つの方法で、書き心地が美しいノートをつくります。ひと手間かけてつくったノートは、日々使っていくことで愛着が増していくものになるでしょう。
村上亜沙美(村上製本) プロフィール
London College of Communication – University of the Arts London (ロンドン芸術大学)BA Book Arts and Designで本づくりを学ぶ。帰国後、ブックデザイン事務所 albireo Inc.での勤務を経て、2015年よりフリーランスのデザイナー、製本家として活動を始める。2018年、東京から浜松に拠点を移し、2020年に浜松の街角に製本所を開く。
津田製紐株式会社 プロフィール
1956年創業。富士市伝法を拠点に組紐製造および販売、靴紐加工、服飾関係素材の製造に従事する。組紐から蝋引き加工まで自社で一貫製造を手掛ける珍しい工場であり、特に蝋引き加工の品質、美しい艶には定評がある。
現在は兄弟である津田大樹氏・亮氏がともに3代目として会社の代表を務める。2018年より自社ブランド「T.S.BRAND」にてデザイン性の高いプロダクトを展開。