津田製紐株式会社から歩いて２～３分。
窓から校舎が見えるたり、声が聞こえることもあり、社長や先代も通った母校の伝法小学校。
そして、20年前に開催していたこともある社会科見学をお声がけいただき、
5年生の皆さんに紐の魅力をご紹介いたしました。

一生懸命にメモをとり、一言ずつ丁寧に聞いて、積極的に触れてみよう・感じてみようとする姿にとても楽しい時間を過ごすことができました。

最後にクラスそれぞれで行った質疑応答では、
素直な疑問や、するどい視点からの質問、
また、見学の主な目的である「大企業と小規模企業との違い」についての質問は、
私たちも改めて自分たちのことを見つめなおすきっかけを頂きました。
（今回は静岡が誇るピアノ製造メーカーのヤマハさまとの比較なのだと。( ;∀;)）

紙いっぱいに素敵に彩ったお礼のお手紙もいただき、大変貴重な機会となりました。
三代目となり、初めての社会科見学でしたが、津田製紐ならではの良さが伝わってとても嬉しいです。
また、地域や身近にある素晴らしいものづくりに興味をもっていただけるきっかけになれるよう、私たちもたくさんのことを”やってみよう”と思います。

クラスごとにテーマが違うかと思いますが、
さらに深掘りして「津田製紐はこれからも国産のままorそれとも海外に拠点を移す？」と問題を掲げてくれたクラスが発表に来てくれました。

それぞれのメリット・デメリットを津田製紐の立場に立って考えをまとめる。
一度の見学でここまで深めることができるだけでも驚異的ですが、
意見の質の高さにずっと驚きっぱなしでした。
各班最後にいただく、これから作るなら「○○な紐がいいと思います。理由は○○です。」

”やってみます。”

とてもすてきな時間を過ごすことができ、私たちには参考になることばかりでした。
今後は学校からも近いので、お店や工場にぜひ遊びにきてください！

さらに続いて、
5年生が作るアイテムに津田製紐の紐を使用していただく予定です。
その資金をPTA 古紙・アルミ缶回収で得た収益で支払うのだそうです。（凄い取り組み）

引用：富士市立伝法小学校　PTA環境整備部　様